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あれこれとカウンセリングのことを考えるブログです。
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こんばんわ。

10代の頃、よくSF作家の星新一さんのショート・ショートを読みました。ほんと、はまりましたね。星さんのように書けたらよいのですが、あいにく私にはそんな才能はありません。けれども、ありそでなさそな近未来のカウンセリングについて、ちょっとだけ書いてみようと思います。

ときは20XX年。テクノロジーの進歩は、画期的な技術を生み出しました。そうです。ヴァーチュアル・リアリティの革新です。

クライエントは自宅で、カウンセラーは相談室で、それぞれ特殊なカプセルのなかに入ります。予約していた時間にスイッチをオンにすると、クライエントの目のまえにカウンセラーが、カウンセラーの目の前にクライエントが姿を現わします。姿を現わすと言っても、それは実物ではありません。特殊な映像です。物質の瞬間移動ではないのです。

けれども不思議です。目の前に現われた相手は、本物が目の前に居るかのような現実感があります。とても鮮明な映像で、なおかつ自然な立体感があるのです。

もっと驚くのは、互いに相手の体臭を感知できるようになっていることです。さっきつけた香水の匂いが、相手のところでそのまま再現され、生々しく匂いを放つのです。

まだあります。相手の呼吸が、風となって私の身体にふれます。その声も、まるでここに居るかのように、室内に反響します。とても、とても、自然な反響です。

もっとも驚くべきは、相手の立体的映像に触れると、そこに生々しい抵抗感を感じることです。そうです、まるで相手の身体に触れているかのような触感を感じるのです。

超高性能ホログラムです。これはヴァーチュアルな映像なのだとあらかじめ了解して居なければ、おそらく実物の生きた人間ではないことを見破ることなどできないかもしれません。

もしもこのような世界がやってきたら、カウンセリングはどのように変化するのだろうか。少なくとも、「いま、ここ」(これってもう死語かな)という概念が、再考を迫られるのだろうな。カウンセラーとしては、いまここでクライエントとカウンセリングをしているのか、ここではないいまでカウンセリングをしているのか、何が何だかわけが分からなくなるかも。自分の目の前でいま涙を流しているクライエントは、夢なのか、幻なのか、現実なのか・・・。

遠隔カウンセリングはこのように進化するのでしょうか。医学的な世界では、地球の正反対からネットとロボットを介して、患者さんの手術を行うことも不可能ではない時代になりました。テクノロジーの進化がカウンセリングのあり方を変える、そんな時代がすぐそこまで迫っているのかも。

これでおしまいです。SFチックな世界でしたが、近未来のカウンセリングについて、皆さんはどう考えていますか。

ではまた。

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