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あれこれとカウンセリングのことを考えるブログです。
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こんばんわ。

孤独感に打ちのめされて、誰も私のことなんか分かってくれないと呟きたくなることはないでしょうか。自分という人間を誰からも理解してもらえないとすれば、本人にとって、それは大変な痛手になるはずです。

分かってくれないという気持ちは、おそらく世間に対して向けられているでしょう。誰一人として自分のことを・・・・。人間不信です。分かってほしいという気持ちは、誰からも受け入れてもらえないのだと絶望する人もいるかもしれません。

こんな場面を想像してみましょう。カウンセリングの場面です。あなたは世間一般に対してだけでなく、目の前にいるカウンセラーに対しても、分かってくれないという気持ちを抱くとします。カウンセラーは自分のことを理解しようと、暖かみのある態度で耳を傾けています。カウンセラーはあなたに対して理解を示そうとしますが、あなたは分かってもらえたような気がしません。何か物足りないのです。

分かってくれないは、分かってほしいの裏返しです。分かってほしいが強ければ強いほど、分かってくれないという不足感、欠如感が強くなるかもしれません。

分かってくれないという気持ちが強くなっているとき、立ち止まって自分の気持ちを見つめてみましょう。すると、分かってほしいという気持ちがとても大きくなっていることに気がつくはずです。大切なのはその先です。その分かってほしいという気持ちは、本当は何を意味しているのだろうかと考えてみましょう。人によって意味は様々でしょうが、それは単純に自分のことを理解してほしいということにとどまらない、もっと別の、何かを求める強い欲求であるのかもしれません。私が本当に欲しかったのは○○である、そこに気がついたとき、分かってほしいという気持ちは少し変化するかもしれません。

カウンセリングで、カウンセラーに対して分かってくれないという気持ちが強くなるときには、カウンセリングが中断してしまうかもしれない危機のときでしょう。その、ある意味での危機のなかで自分の気持ちを見つめることは大変なことなのかもしれません。この危機をカウンセラーとクライエントの二人で乗り越えられるか、乗り越えられないのか、この分かれ道には大きな意味があると思います。

ではまた。

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