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あれこれとカウンセリングのことを考えるブログです。
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こんばんわ。

ますます秋めいてきました。北海道はもうそろそろ冬支度のことを考えなければならないほどになりました。朝晩とても寒いですね。

さて、今回は診断基準とか、精神的健康の基準とか、そうしたものが世のなかに流布することによって引き起こされる弊害について触れたいと思います。もちろん、メリットもあると思うのです。けれども、今回はデメリットの方を。

カウンセリングにやってくるクライエントのお話を聞くと、たとえば自分は精神病ではないかとか、ボーダーラインではないかとか、自分のことをあれこれと考えて不安になっている場合が少なくありません。もちろん、本人の言う通りズバリ的中していることもあるのかもしれませんが、はずれていることがすくなくありません。

あらゆる情報がネット上に溢れ、いろいろなことを目にすることができるのはよいことなのかもしれませんが、反対に不安をあおる側面があることは無視できません。無用な心配を、クライエントがすることになってしまうのです。

診断基準だけではありません。精神的な健康とは何か、一定の理想的基準が、さまざまなかたちで流布しています。それを目にした人は、自分がそこからずれている、だから変なのだとか、そのような健康の理想を目指して努力しなければならないとか、やはり無用な懸念や努力目標を手にすることになるのです。

ねばならぬ、健康であらねばならぬ、これも健康ブームの、あまり感心しない影響のような気がします。

そんなことは忘れて、のびのびと生きていたいものです。そして、われわれ専門家は、そのような弊害を生み出しているかもしれないと、常に反省する必要があるのかもしれません。カウンセリング研究の成果を私たちは世の中に流すわけですが、よからぬ方向に作用することもあるわけで、注意が必要と思います。まあ、これは自戒の意味で言うのであって、あくまで自分に対するつぶやきなのですけれど。

ではまた。

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カウンセリング考 診断基準や精神的健康の基準が流布することの弊害 Produced by 札幌
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