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あれこれとカウンセリングのことを考えるブログです。
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こんばんわ。

人間性心理学のくくりに入れてよいものか迷うところもあるのですが、今回は個人心理学のアドラーのことを少し。

アドラーはフロイトほどの影響力がないのかもしれません。現代思想としての精神分析学が生き残り、忘れ去られてしまったかのような感もあります。しかし、アドラーの影響を受けたカウンセラーたちは少なくありません。たとえば、ウィルヘルム・ライヒは、自分の臨床スタイルはフロイトよりもアドラーに近いことを、ある書簡で告白しています。さらに、ロシアのヴィゴツキーも、アドラーの教育論や心理学をかなりとりこんでいるようです。

日本にもアドラーの学会があります。どちらかと言えば、心理系よりも教育系の人たちによって構成されているようです。アドレリアンは、日本にも確実に存在しています。

アドラーは、アカデミックな世界ではなく、庶民に近いところで生きていました。貧しい人たちとともにあったわけです。私が特に惹かれるのは、アドラーが難解な専門用語を嫌って、ごくふつうの日常の言葉を使って語りかけたことです。日常性を大切にしていたのですね。

その思想は少し辛口のところがあるかもしれません。何だかソフトな感じのするカウンセリング文化のなかでは、あまり人気が出ないような。どちらかといえば、教育系の考え方とフィットするのかもしれません。私の主観的な考えですが。

カウンセラーを志す人は、一度は読んでほしいものです。いまとなっては常識となっているようなことが、ごく普通の言葉で語られていて、ためになるでしょう。

ではまた。

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