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あれこれとカウンセリングのことを考えるブログです。
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こんばんわ。

カウンセリングによって、もうこれで良しというところまでクライエントと連れ添うことがあります。当然ですが、そのような場合は長期を要します。

多くは、まだまだ問題を残しながらも、ある程度の方向性が見えて自力でやっていけるかもしれないと思ったとき、カウンセリングから離れることになるのでしょう。

今回は、後者の場合について少しだけ触れます。

自分の力ではどうすることもできなくなり、苦しみの中でクライエントは相談にやってきます。そのようなクライエントの多くは、無批判にカウンセラーから傾聴されることによって、平静を取り戻していきます。カウンセラーはクライエントになり代わって何かをしてあげるわけではありません。そんなことは、残念ながらできないのです。しかし、話を丁寧に聞きとられることで、人間は回復していくのです。

動揺がある程度回復すると、多くのクライエントは自分がいままでしてきたことを自覚し、改めるべきことは改めようと考えます。出来る範囲で。そして、いま直ぐには実現できなくても、ある方向に自分は進むべきなのかもしれないと悟るのです。

ここまでくれば、あとは自力でやっていけるでしょう。最後までカウンセリングを利用しなくても。

クライエントの生きる力をそぎ落としてはなりません。それがすぐれたカウンセラーであると思います。何とか生きていける、そこまで自己が回復すれば、あとはクライエントの生きる力にすべてを委ねるのです。

クライエントの成長力、生命力に信頼を寄せること、これは古典的なロジャース派のモットーであったような気がします。私はロジャース派の人間ではありませんが、カウンセラーとして一番大切にしているのがこのことなのです。

涙の後には明日がある。これ、私自身に言い聞かせたい言葉です。終わりの日が来るまで、私なりに生きて行こう。

ではまた。

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