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あれこれとカウンセリングのことを考えるブログです。
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こんばんわ。

カウンセリングをしていると、特定のクライエントがやってくることを考えると嬉しくなるとか、その人の話を聞くのが楽しみだとか、そんな感情を抱くことがままあります。いわゆる転移-逆転移と呼ばれる現象ですね。

ですが、私はそのような精神分析的なジャルゴンは大嫌いなので、逆転移などという表現はもうほとんど使いません。専門家同士で話し合うときに、仕方なく使う程度です。

いや、ほんとうに、特定のクライエントの話を聞くと、カウンセラーではありながら自分がとても元気になれたり、楽しくなったり、そんなことはよくあると思います。これ、とても自然なことです。力動的にやりたいカウンセラーだと、いやそれこそが問題で、クライエントのそうした相手をむしろ元気にしようとする関係パターンこそがいまある問題を生み出している防衛なのだとか理解しようとするのかもしれませんね。まあ、そのようなクライエントもいるのでしょうが、私はそれ以前の問題があると思っています。

やはり人間観の違いですかね。

ある現象の背後にこそ真実があるのだという姿勢が力動的な理論には潜んでいます。そのまんまを受け取らずに、その背後にこそ何かがあると信じているわけですね。「無意識」の概念もそうでしょう。無意識は意識化されねばならないというのが、古典的な精神分析ですから。ライヒ的に防衛の鎧を取って、そこから本来的な分析がスタートするというのも似ていますね。真の自己とか、偽りの自己に分ける考え方も同じことです。

いま感じている気持ちを転移とか逆転移というジャルゴンに還元しないこと、それが人間性心理学を志向するカウンセラーたちに共通することなのかもしれません。気持ちをそのままに体験して味わうこと、これこそが大切なのです。

変なジャルゴンとはお別れしたいものです。まあ、いかにも専門家っていう雰囲気を醸し出すことができますけどね、そのようなカウンセラーって。少なくとも、わたしはもういいや、そんなプロ意識。まっぴらごめん。

ではまた。

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