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あれこれとカウンセリングのことを考えるブログです。
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こんばんわ。

今日は北海道も暑かったですね。私の住む街も30度まで気温が上昇しました。帰宅すると、一緒に生活している猫たちもぐったりです。かわいそうに。真夏に毛皮を着て生きているようなものです。

さて、先日、日本を代表するロジャーズ派、エンカウンター・グループで著名な村山正治先生の講演を拝聴してきました。大ベテランの先生ですが、時代とともに自ら変化して生きていらっしゃるようすに、とても感銘を受けました。

私が感銘を受けたのは、講演のなかの次のような言葉でした。あくまで私の主観的な受け取り方ですので、村山先生の本意とは異なるかもしれません。その点についてはご容赦ください。

その言葉とは、「バラバラで一緒、一緒でバラバラ」というものです。

数日泊まり込みのエンカウンター・グループで、いまは個人のペースを尊重して、ということは個別性、その人のマイペースを尊重して、グループを運営しているそうです。無理にグループをまとめようとしないのですね、凝集性とか何とかいって。

これは、とても現代の趨勢とフィットしています。

グループではない、個人のカウンセリングも、このような考え方、アプローチが大切であると思います。個人のカウンセリングでも、一緒に何かやろうと躍起にならないということです。同じ空間に一緒にいること、それでいて別のことをしているような、そんな不思議な感覚です。

ロジャーズの、「カウンセリングによるパーソナリティ変化の必要にして十分な条件」という論文のなかに、カウンセラーとクライエントが心理的なコンタクトをもっていることの重要性が説かれています。一緒に何かするのでなくとも、同じ空間にいて違うことをしているというのに、二人(複数のメンバー)のあいだに心理的なコンタクトがある、そのようなことを村山先生は仰りたかったのかもしれません。

無理につながろうとしない、クライエントのペースを尊重する、たとえそれがグループアプローチであっても。

私の誤解かもしれません。でも、そのような趣旨に理解しました。そして、とても感激したのです。これ、神田橋先生がかなり前に言っていた、自閉の勧めに似ているのかもしれませんね。とにかく、何だかまとまっていないと気が済まないカウンセラーは、肝に銘じてほしいところです。バラバラでいいじゃない、そこに一緒にいるだけで。

ではまた。

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